Guten Tag! 東北大学言語学研究会のhiraです。ドイツ語を勉強中の、工学部3年生です。
今回は挨拶を中心に、ドイツ語の使える定型文を一緒に学んでいきましょう。
まずは朝の挨拶、グーテンモルゲン。英語の「Good Morning」と意味はほぼ一緒です。朝、ドイツ人とすれ違ったら使っていきましょう。
Guten Tag.(こんにちは)
本記事の冒頭にて使った表現。Tagはドイツ語で「日」という意味。なので「いい日ですね」が直訳となります。この挨拶は親しくはない間柄、特に二人称でSieを使いあう間柄で使用されます。
Hallo.(こんにちは)
ほとんど英語と同じですね。こっちは親しい間柄、つまり二人称でduを使うような関係において使用されます。
Guten Abend.(こんばんは)
Abendが「夕方、夜」という意味になります。英語の「Good evening」と構成は一緒ですね。Guten Morgen、Guten Tag、Guten Abendはセットで覚えていきましょう。
Gute Nacht.(おやすみなさい)
「アイネクライネナハトムジーク」というモーツァルトの曲があるように、Nachtはドイツ語で夜、という意味です。上三つのGutenとGute、同じ「良い」という意味の単語なのですが、後ろにつく名詞の性別によって形が変わります。Nachtは女性名詞なので、Guteになるわけですね。
Auf Wiedersehen.(さようなら)
なんか仰々しいですね。Aufはドイツ語の前置詞で「〇〇の上で」、「Wieder」が「再び」、そしてsehenが「見る」という動詞ですので、要は「また会いましょう」という意味になります。
Danke schön.(ありがとうございます)
何かに感謝するときは、この表現を使いましょう。Danke、だけでも「ありがとう」という意味にはなるのですが、Dankeだけで済ませられるのはこれまた親しい間柄だけですので、そうでない関係の人にはちゃんとDanke schönの方を使っていきましょう。
Ich liebe dich.(愛してます)
今すぐ使える、とタイトルで述べましたが、この表現を使う場面がそうそうあるものでしょうか……。Ichが「私」、liebeが「愛する」という意味の動詞liebenの一人称単数形、そしてdichがduの目的格となります。
Dass weiß ich nicht.(わかりません)
これは授業などで使う表現ですね。英語の「I have no idea.」と同じように、肩をすくめながら使ってみるとよいでしょう。反感を買うかも。
以上がドイツ語で今すぐ使える表現となります。挨拶をはじめ、愛の言葉、何もわからないという意思表示、いろいろ学ぶことができたのではないでしょうか。
そして皆さんにお知らせがございます。わたくし平田ですが、ドイツ語の定期更新を本日で最後にしたいと思っております。今後は不定期で記事を書いてまいりますので、よろしくお願いします。それでは皆様、Auf Wiedersehen!