Guten Tag! 東北大学言語研究会のhiraです。ドイツ語を勉強中の、工学部2年生です。
今回はドイツ語の過去形について学んでいきましょう。「〇〇は××した」、「〇〇は××だった」といった文章が、本記事を通して描けるようになっているはずです。それでは皆さん、一緒にドイツ語を学んでいきましょう!
過去形の作り方の基本
Sie spielte gut Tennis. 彼女は上手にテニスをやった。
上の文章がドイツ語の過去形で文章を作った一例です。ドイツ語の動詞、spielen(遊ぶ、(スポーツを)やる、(楽器を)演奏する)が何やら変化しているのが分かりますね。
過去形を作るには、動詞の語尾を「-te」に変えればよいのです。spielenの場合、語幹がspielなので、過去形がspielteになるわけですね。
ただし全ての動詞がそのように変化するわけではございません。下をご覧ください。
Er ging zur Universität. 彼は大学に行った。
動詞「gehen(行く)」の過去形が「gehte」ではなく「ging」になってますね。このように、過去形へ不規則な変化をする動詞もあるのです。このような動詞は残念ながら暗記するしかありません。他にも「haben(所有する)」の過去形「hatte」、「sein(〇〇である)」の過去形「war」などがございます。
過去形の人称変化
現在形がそうだったように、過去形も人称変化します。下の表をご覧ください。spielenを過去形で人称変化させたものです。
ich spielte | wir spielten |
du spieltest | ihr spieltet |
er/es/sie spielte | sie spielten |
一人称単数と三人称単数には何もつけず、その他には現在形と同じ語尾を点けているのが分かりますね。
これは不規則動詞についても同様です。不規則動詞「gehen」についてみていきましょう。
ich ging | wir gingen |
du gingst | ihr gingt |
er/es/sie ging | sie gingen |
例文を見ていきましょう。
Wir tranken viel Wasser. 私たちはたくさんの水を飲んだ
Du wartest deinem Vater. 君はお父さんを待っている。
以上がドイツ語で過去形を作っていくのに必要なルールとなります。今回を通じ、ドイツ語で過去のことについて話せるようになったはずです。
それでは皆様、またドイツ語の記事でお会いしましょう。Auf Wiedersehen!