ドイツ語を話そう~日独タンデムプログラムの紹介~

ドイツ語を話そう~日独タンデムプログラムの紹介~

 初めまして、この春から新しく言語研に参加したふぁきえーす(facies)です。これから主にドイツ語や趣味の料理と語学を絡めた記事を書いていきたいと思います。

 外国語を上達させるには無数の方法がありますが、母語話者と実際に話すことが最も有効な方法の一つであることに異論がある人はいないでしょう。しかし、そうはいっても日本でドイツ語の母語話者を見つけるのは、とりわけ現在のようなコロナ禍では困難です。そこで有効になってくるのが以前の記事でも紹介されていた言語交換アプリですが、言語交換アプリは本当に様々な人が登録しているので自分と合う人を見つけるのはなかなかに大変です。

 そこで今回僕が紹介したいのがハイデルベルク大学の日本語学科主催の日独タンデムプログラムです。

ハイデルベルク大学とは

キャンパスが宮殿?日本で知られていないドイツの名門大学6選 | THE RYUGAKU [ザ・留学]

 ハイデルベルク大学は1386年に創設されたドイツ最古の大学で町全体に広がる巨大なキャンパスと3万人の学生、160の専門課程を有しています。

 日本との結びつきも強く、留学生の約3%が日本人と、他のドイツの大学と比べて留学生の日本人比率が大きいことが特徴。日本研究にも力が注がれているようです。

タンデムについて

 タンデム(Tandem)とはバイクや自転車での二人乗りの事ですが、お互いの言語を学習している者同士が自分の母語を教えあう言語交換(Language Exchange)に対しても使われます。

 タンデムパートナーを探すのは大変です。自分とパートナーで言語学習に対する熱意が違ったり、相手がうまく自分の言語について教えられなかったり、言語交換アプリでは出会い目的の人が混ざっていることも珍しくありません。

 しかし、このプログラムに参加しているドイツ人は基本的にハイデルベルク大学に在籍する優秀で日本語に対して熱意を持った学生ばかりですし、全員英語が話せるので難しい文法の説明であっても英語で伝えることができるのもよい点です。出会い目的の参加者もまずいません。また、忙しい人でもメールやチャットだけでのやり取りをするパートナーを見つけることも可能です。

 私自身、最近はかなり忙しく、毎日ドイツ語を話すために時間を割くことはできないのですが、メールでやり取りすることのできるパートナーを見つけることができうまくやり取りが続いています。

 このプログラムではDiscordサーバーに参加して自己紹介して自分の希望に合うパートナーを募集する、あるいはすでに投稿されている他の参加者の依頼を見て連絡を取るという形でパートナーを探します。

 タンデムは早く始めれば始めるだけ良いとされています。第二外国語でドイツ語を勉強し始めたばかりだという方でも、臆せずに一度サーバーに参加してみてはいかがでしょうか?

 ハイデルベルク大学日独タンデムプログラムについて詳しい説明はこちら

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