東北大学のドイツ語

東北大学のドイツ語

 Guten Tag! 東北大学言語研究会のhiraです。工学部2年です。本サイトではドイツ語を担当しております。

 大学生になると、必ず第二外国語を選択し、履修する必要が出てきます。今回は僕の所属する東北大学において、ドイツ語の授業がどのようなものであったか、その体験談を記していこうと思います。東北大学に入学し、第二外国語はドイツ語にしようと思っている皆様、ぜひご参考になさってください。

 東北大学において、理系の学生は1年次、文系の学生は1年次と2年次に第2外国語の単位を取得しなければいけません。僕は工学部、つまり理系なので、一年生の時に前期と後期でドイツ語の単位を取りました。

 第二外国語の履修者はクラスに分けられ、クラスによって担当する先生も異なります。どの先生がどの生徒を担当するかは大学側が全て決め、学生側に選択の自由はございません。優しい先生が担当することになるよう、お祈りしておきましょう。幸い、僕の担当の先生はフレンドリーで、単位自体もとても取りやすかったです。

授業内容

 ここからは僕の体験したドイツ語の授業に関する記述となります。

 授業内容は基礎的なドイツ語の文法や日常会話などが主でした。挨拶、自己紹介から始まり、名詞の性や動詞の人称変化といった文法の基礎も学びます。僕の使っていた教科書は日常会話に重点を置きつつ文法を学ぶようなものでした。

 授業内容としては、隣り合った人と二人で組んで教科書の例文について読み上げる、ないしは問題について話し合う、そして先生が文法などの解説をする、その繰り返しでした。自らドイツ語を話すことで感覚的にも論理的にも学習できる、良くできた授業体制だったと感じます。

テストについて

 テストは前期、後期でそれぞれ4回ありました。今まで学んだことと、学習してきた単語について問われる小テストで、最低限の文法と、覚えてくるよう言われた単語を記憶すれば、9割は取れるような簡単なものでした。おかげで単位を取る難易度もかなり低かったと記憶しております。

単位認定について

 東北大学の第二外国語においては、外部の試験で一定以上の成績を修めれば授業を受けずに単位が取得できる「単位認定」の制度がございます。ドイツ語では、独検3級に合格することで一年のドイツ語の前期と後期の単位を、最大評価のAAで取ることができます。

 ただ、一年を通して授業でやる内容より、明らかに独検二級の方が高度です。独検二級を取得するより一年間授業に通い、単位をまっとうに取る方が簡単ですので、この単位認定制度は元からドイツ語ができる人向けのものだと思います。

おわりに

 以上が弊学のドイツ語の授業に関する体験談です。総じてドイツ語に親しみを持ちつつ、無理することなく単位が取得できる、有意な授業だったと思います。この記事が少しでもこれから東北大学で学ぶ皆さんの参考になったのなら幸いです。

 それでは皆様、Auf Wiedersehen!

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