ドイツ語の助動詞

ドイツ語の助動詞

Guten Tag! 東北大学言語研究会のhiraです。ドイツ語を勉強中の、工学部2年生です。

 本日はドイツ語の助動詞を一緒に勉強していきましょう。今までの記事で「〇〇は××である」、「〇〇は××をする」といった文章が書けるようになったと思いますが、今回はそこに「~したい」「~できる」といった意味が加わるようになります。難しく考える必要はありません、英語で言う「will」、「can」のようなものです。

 それでは今回も一緒にドイツ語を学んでいきましょう!

Sie kann gut schwimmen.
彼女は上手に泳げます。

 上の文章は「Sie schwimmt gut.(彼女は上手に泳ぐ。)」に「~できる」という意味の助動詞「können」(が人称変化した「kann」)が第二位に加わって、「上手に泳ぐことができる」という文章になっています。このように助動詞を文章に加える際には、通常動詞がくるであろう第二位の部分に、人称変化した助動詞を置き、動詞を文末に置きなおせばいいわけですね。

Kann sie gut schwimmen?
彼女は上手に泳ぐことができますか?

 疑問文を作る際は、文頭に助動詞を、そして本動詞を文末に置きます。

 下が一般にドイツ語で使われる助動詞となります。

dürfen~してよい
können~できる
mögen~かもしれない
müssen~せねばならない
sollen~すべきである
wollen~しようと思う

助動詞の人称変化

 先ほどチラッと話したように、助動詞も通常の動詞と同じく人称変化をします。

dürfenkönnenmögenmüssensollenwollen
ichdarfkannmagmusssollwill
dudarfstkannstmagstmusstsollstwillst
er/es/siedarfkannmagmusssollwill
wirdürfenkönnenmögenmüssensollenwollen
ihrdürftkönntmögtmüsstsolltwollt
siedürfenkönnenmögenmüssensollenwollen

 どれも一人称と三人称の単数が同じであることが特徴ですね。どれも不規則変化にはなりますが、並べてみてみると意外と規則的な変化をしてて、覚えやすいかと思います。

 今回はドイツ語の助動詞を学んでいきました。これでドイツ語の文章に、「~したい」「~できる」といった意味が加えられるようになったと思います。また一歩、ドイツ語マスターに近づくことができましたね。

 本記事は以上となります。それでは皆様、Auf wiedersehen!

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