音楽でフランス語~Salut – Joe Dassin~

音楽でフランス語~Salut – Joe Dassin~

ライター:大柴英斗

はじめに

Coucou!
みなさん、フランス語学習はいかがでしょうか。
文法書とにらめっこして勉強することは勿論大切ですが、やっぱり楽しく勉強したい!ということで、フランス音楽の歌詞を通してフランス語の表現を学んでみましょう。

ということで今日はJoe Dassin(ジョー・ダッサン)の楽曲”Salut”を和訳していきます。”Salut”は「やあ!」というような親しい間柄などで使われるカジュアルな挨拶です。
ルカ・マリネッリ主演「マーティンエデン」でも使われていたこの曲。

Joe Dassinは日本でも有名な「お~しゃんぜりぜ~」のアーティストです。
この”Salut”の歌詞を通して、フランス語の表現を勉強していきましょう。

フランス語歌詞/和訳

後ろで解説するものについては黄色のマーカー線を引いてあります。

Salut, c’est encore moi !
やあ、また僕だよ

Salut, comment tu vas ?
やあ、調子はどう?

Le temps m’a paru très long
とても長く感じた

Loin de la maison j’ai pensé à toi
遠くから、僕は君のことを考えていた

J’ai un peu trop navigué
僕は少し動き回りすぎたな

Et je me sens fatigué
疲れたよ

Fais-moi un bon café
僕に美味しいコーヒーをくれ

J’ai une histoire à te raconter
君に話したい話があった

Il était une fois quelqu’un
昔々、誰かが

Quelqu’un que tu connais bien
君のよく知っている誰かが

Il est parti très loin
遠くへ行ってしまった

Il s’est perdu, il est revenu
彼は道に迷い、今戻ってきた

Salut, c’est encore moi !
やあ、また僕だよ

Salut, comment tu vas ?
やあ、調子はどう?

Le temps m’a paru très long
とても長く感じた

Loin de la maison j’ai pensé à toi
遠くから、僕は君のことを考えていた

Tu sais, j’ai beaucoup changé
君は言う、僕は大きく変わってしまった

Je m’étais fait des idées
僕は心を決めてしまった

Sur toi, sur moi, sur nous
君について、僕について、僕らについて

Des idées folles, mais j’étais fou
狂った考えだったが、僕はあのときおかしかった

Tu n’as plus rien à me dire
君はもう僕に言うことは何もないんだね

Je ne suis qu‘un souvenir
君にとって、僕はただの思い出なんだ

Peut-être pas trop mauvais
もしかすると、これで悪くないのかも

Jamais plus je ne te dirai
これ以上、君には何も言わないよ

Salut, c’est encore moi !
やあ、また僕だよ

Salut, comment tu vas ?
やあ、調子はどう?

Le temps m’a paru très long
とても長く感じた

Loin de la maison j’ai pensé à toi
遠くから、僕は君のことを考えていた

解説

Le temps m'a paru très long

paruはparaîtreの過去分詞形です。これはavoir+過去分詞で複合過去になっています。m’は目的語のmeが前に出てきたモノです。paraîtreは「~のように思われる」という意味で、「時間は私にはとても長く思われた」という文になっています。

 Fais-moi un bon café

Fais-moi voir で「見せてくれ」、Fais-moi un bissous で「ビズして」というように~させて、~して、みたいな意味を表します。un bon caféをくれ、と解釈すれば、「うまいコーヒーをくれ」という感じと読めます。

à te raconter
à me dire

à te raconter は目的語te 動詞raconter(~を語る)で「あなたに語ること」
à me direは目的語me 動詞dire(言う)で「私に言うこと」といった意味になります。

Il était une fois

これで「昔々…」を表します。直訳すれば「それはある一回」という感じで、「あるとき…」「昔々…」というニュアンスは伝わるかと思います。

Je ne suis que

ne~que で「~しか…ない」というような限定を表します。つまり英語にすれば “I’m just”や”I’m only”といった感じ。
ここではJe suis un souvenir 「私は思い出」に対して使われて、「僕はただの思い出に過ぎない」というような悲壮感のある歌詞になっています。
ちなみにこのsouvenirは「お土産」という意味もあり、英語でもお土産という意味の単語として使われています。(当然発音は違います)
ディズニーランドなんかでも持ち帰れるコップとかの付いた料理が「スーベニアカップ付き」なんて書かれてますね。

終わりに

ゆっくりな曲調で結構歌いやすいんじゃないかと思います。フランス語の発音の雰囲気を掴むにも、聞いて歌ってみてください!

初めての歌詞和訳で、行間を読み間違えてたり、そもそも和訳が間違っていたりするかもしれません。慎重は期していますが、お気づきのことがあればご連絡ください。

色々訳したい歌詞があるので、こんな感じの記事を今後も書く気がします。お楽しみに。では~。


記事の記載内容については、調査や筆者自身の体験に基づいています。筆者自身の私見によって、「このように解釈すると良い」という内容を書く場合もありますが、厳密性を欠く場合がございます。誤った内容は記載しないよう気をつけていますが、もし誤りを発見されましたら、ご連絡くださると嬉しいです。

Follow me!

フランス語カテゴリの最新記事

PAGE TOP