フランス語のあいさつ

フランス語のあいさつ

ライター:大柴英斗

今回は初回と言うことで、軽~く挨拶をさらっていきましょう。ちょっとした説明も付記しておきます。おぼえられるものから覚えていきましょう~。

それぞれの挨拶にカタカナで読み方を振りましたが、まあそれは参考程度に…。

基本の挨拶

Bon jour ボンジュール 「こんにちは」

まずはこの言葉から。最もよく知られたフランス語の一つでしょう。

「こんにちは」を意味するフランス語であることは皆さんご存じだと思います。

Jourは「日」を表す言葉で、Bonは「良い」という形容詞です。

Bon jour ボンジュール 「おはよう」

あれ?同じ?誤植?いえいえ。実は「おはよう」も同じくBon jourで表します。

「朝」を表すmatinという言葉もありますが、Bon matinとはなりません。

Bon soir ボンソワール 「こんばんは」

Soirは「夜」を指す言葉です。「夜」の中でも英語で言えば”evening”に近いです。

ほんとに“Good evening”そのままですね。夕方くらいになったら使う印象。厳密に何時とかはないので、雰囲気でjourからsoirに変えましょう。

Bon nuit ボンニュイ 「おやすみなさい」

Nuitも「夜」を指す言葉です。Soirは寝るまで、nuitは寝てからです。英語でも“Good night”は「おやすみ」を意味しますね。

親しい相手に

Bon jourは基本中の基本の挨拶ですが、友人など親しい相手にはあまり使わない印象です。日本でも友人にわざわざ「こんにちは」と言うことは少ないですよね。「やあ」とかそういう砕けたニュアンスの挨拶を紹介します。

Salut  サルー 

“Hi”みたいな感じ。これは別れ際にも使えます。「やあ」とか「じゃあね~」みたいな感じ 。

Coucou  クク-

こちらも「やあ」とか「おーい」とかそんな感じ。僕のフランス語の先生はイメージを伝えるとき、扉とか机とかから顔を出してこう言ってた。かわいい。

別れ際に言う言葉

Au revoir オ ルヴォワー

一番基本(?)のさよなら。Voirは「見る」「会う」という意味で、それにreがついて、「また会うときに」みたいなニュアンス。英語の“see you”にも通じるものがある。

À bientôt ア ビアント

Bientôtは「もうすぐ」を表します。結構日常的に多用されます。「またね」的なニュアンス。À ~ で「また~」を表す表現は色々あるので応用が利きます。

À demain  ア ドゥマン

Demainは「明日」です。つまり「また明日」。

À la semaine prochaine ア ラ スメン プロシェン

Semaineは「週」、Prochaineは「次の」。つまり「また来週」。

À lundi ア ランディ

Lundiは「月曜日」です。つまり「また月曜日に」。全ての曜日で応用が出来るので、曜日を覚えたら使ってみてください。

Bonne journèe  ボンジョルネ

日本語で言うと「良い一日を」。別れ際に言う言葉なのでこちらに書いておきます。Bonjourとよく似てますね。Jourとjournèeについての違いはここに書くと情報量が多くなるので、またの機会に。

その他の便利な表現

Merci  メルシー

こちらも最も有名なフランス語の一つでしょう。言わずと知れた「ありがとう」です。

De rien ドゥ リエン

「ありがとう」に対する返答。日本語に訳すなら「どういたしまして」

 rienは英語の”never”に相当する単語で、「なんでもないよ」というニュアンスです。北海道(?)の方言で「なんもだよ」という言葉がありますが、「ありがとう」に対する返答としては、これに解釈が近いですね。

Excusez -moi  エクスキュゼモワ

謝る表現です。「すみません」と通常の謝罪の時に使うイメージがあります。あとは、店員さんや道行く人に声をかけるとき。形を見れば分かると思いますが、英語の”excuse me”に近いです。moiは強勢形というやつです。いろんな用法がありますが、ここではとりあえず”excuse me”と対応して覚えると良いかと思います。

Pardon  パルドン

こちらも謝る表現。日本語だと電車から降りる時とかに「すみません」と言いますが、そんな感じの使い方も出来ます。

今回は以上です!次からは大学の第2外国語初級のフランス語を意識しながら、文法を解説したり、まとめたりする予定です。次回も読んで頂けますと嬉しいです。

À bientôt !!

記事の記載内容については、調査や筆者自身の体験に基づいています。筆者自身の私見によって、「このように解釈すると良い」という内容を書く場合もありますが、厳密性を欠く場合がございます。誤った内容は記載しないよう気をつけていますが、もし誤りを発見されましたら、ご連絡くださると嬉しいです。

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